進学や就職をきっかけに1人暮らしを始める人も多いでしょう。はじめての1人暮らし、ましてや土地勘のない場所で住みやすいエリアを探すのはなかなか難しいものです。遠方からの引越しだとじっくり下見する時間もなかなかとれないでしょう。そこで今回は、はじめての方でも住みやすい大阪市のエリアを紹介していきます。
・浪速区
総世帯数47,440世帯に対して1人暮らし世帯が70%以上を占めているのが浪速区です。子ども(0~14歳)の割合が大阪市でもっとも少なく、生産年齢人口(15~64歳)の割合は大阪市中央区の次に多いことから、働き盛りの社会人や学生の割合が多いと分かります。
浪速区には大阪を代表する繁華街ミナミ、通天閣が有名な新世界、大阪でも有数の電気街である日本橋といった場所が集まっています。多くの店舗や飲食店があって便利なのですが、場所によっては昼夜を問わず騒がしく、賃貸マンションの供給量もそれほど多くありません。もし浪速区に住むなら、なんば駅の隣にある大国町駅や桜川駅のまわりがおすすめです。
・中央区
中央区は、総世帯数59,023世帯に対して1人暮らし世帯が約65%を占めるエリアです。こちらには大阪随一のビジネス街である本町・淀屋橋、大阪府庁などの集まる大手前、大阪のシンボル大阪城などがありますが、もし住むなら谷町六丁目駅のまわりがおすすめ。天王寺駅まで3駅、なんば駅まで乗り換え1回を含む4駅という好アクセスなのも魅力です。松屋町筋から続く空堀商店街には昔ながらの個人商店からカフェや雑貨屋までさまざまなテイストのお店が並んでおり、老若男女問わず住みやすい環境が整っています。
・北区
北区は、総世帯数74,053世帯に対して1人暮らしの割合が約60%となっています。大阪を代表する繁華街キタ、高層ビル街の中之島などがある区です。ここで1人暮らしをするなら天満駅や南森町駅のまわりがおすすめ。キタの中心部まで自転車で移動することもできますし、駅の近くには天神橋筋商店街という日本一長いアーケード商店街もあります。その店舗数は飲食店やスーパー、衣料品店を含めて実に600店舗。安くてお得なお店が多く、人情味にあふれた大阪らしい商店街といえます。
いかがだったでしょうか。いずれにしても、繁華街から少し離れたエリアであれば落ち着いて1人暮らしができます。ちなみに遠方から大阪への引越しなら人力引越社という引越し業者にお任せするのがおすすめ。毎月1~25日までの平日に格安プランを設けていたり、女性の1人暮らしに嬉しいサポートをしていたりと、何かと不安な遠方への引越しをしっかりサポートしてくれます。大阪での新たな暮らしを満喫するためにも、納得のいくエリア選びをしてみてください。